冒険行のため、ハンドルに温度計をぶら下げていたのですが、ハンドルを社外品に取り替えた際、干渉の有無をよく確かめずに取り付けてしまいました。それでハンドルを大きく切った際、温度計がハンドルとタンクの間にはさまり、タンクに凹みが出来てしまいました。
さほど大きくないし、運転してると見えませんから、その点ではセーフ!!なんですが、やはり気になると言えば気になります。
それで修理について調べてみたのですが、
- 車体のへこみを鈑金によらずに直すことを「デントリペア」という。
- 四輪の車体のペラペラな部分は、吸い出したり、叩いたりで直しやすいのに対し、二輪のタンクは固いから、直しにくいらしい。
- 業者は、タンクを取り外して送らねばならないところが大半。レブル250/500のタンクは、内側から押し出すためのツールを給油口から入れられない仕様らしい。
というわけで、ダメモトでDIYに頼ることにしました。
へこんだところに、引っ張り出すための突起を溶かした樹脂でくっつけて、道具を使って引っ張り出すためのツールセットを買いました。リフターと呼ばれるツールと、オーソドックスなブリッジと、両方入っているセットを選びました。なお、セットにはグルースティックを溶かすためのグルーガンが含まれているのですが、駐車場ではAC電源を使えないので、充電式のものを別に買いました。
充電式グルーガン 待機中はモバブで充電
引っ張り出すといっても、溶かした樹脂でくっつけた突起は、引っ張るとパコパコとれてしまいますから、へこみが簡単に元に戻ったりはしません。何回か「くっつけては引っ張り、くっつけては引っ張り」と繰り返したところ、セットに含まれるグルースティックだと、思うように溶けないことが判明し、溶けやすいスティックをもって出直すことになりました。
ただ、後から取った写真(下)をみたら、気のせいか、へこみが目立たなくなっている気がします。
なお、リフターは、あまり役に立ちません。ブリッジだけで十分です。ブリッジだけの方が安いのと、取り扱いが楽そうです。
リフターの方が効率よく作業できるかなと思ったのですが、結局、樹脂が固まるまで待たないと突起を引っ張ることができませんから、「リフターだと次々引っ張れる」ということにはなりませんでした。それどころか、ブリッジは、構造上、突起を真上に引っ張りやすいのに対し、リフターの方は、多少斜めでも、突起を引っ張れてしまいます。斜めに引っ張り上げると、突起はあっという間にバコっと外れてしまいます。
アイリスオーヤマのLEDスティックライトは、こういうときに大活躍。
(追伸)映画「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」を観ました。冒頭の幸せな場面で1969年の作品「女王陛下の007」の音楽が使われていたので、予感はしていましたけど、やはり、放心する終わり方でした。最後に流れる古臭い歌(ジョン・バリー作曲、歌ルイ・アームストロング)はその作品の挿入歌。昔からの007ファンを泣かせる作りになっています。もっとも、映画はイアン・フレミングの原作と同じ流れ(007は二度死ぬ→黄金銃を持つ男)とも言えるので、先のことはまだ分かりません。ラスボスの秘密基地が日本にあるのは、それを意図したとしか思えません。明日10月3日は、スプリンターズステークス、秋のG1レース緒戦です。(ダノンスマッシュまたはシヴァージ)×(レシステンシアまたはファストフォース)×(ピクシーナイトまたはビアンフェ)という8通り(2の3乗)を買ってあります。遠出した先の山の上で結果を待ちます。
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