レブルに悪路は禁物

バイク

少し前に、チェリーパークラインについて書いた記事を読みました。

といっても、「知られざる絶景山岳ロード」という文字だけで、頭の中はいっぱいで、熟読する前に出発してしまいましたが。この週末は、家に仕事を持ち帰らなかったので。

関越自動車道を藤岡JCTで左折して、上信越自動車道を小諸ICまで。軽井沢の南あたりで、気温は摂氏20度近くまで下がり、結構な寒さ。小諸ICで降りて県道80号を引き返すのですが、チェリーパークラインの入口が立体交差になっていたため見落として、国道146号(浅間・白根・志賀さわやか街道)まで行ってしまいました。

チェリーパークラインそのものは、10キロも走らないうちに高峰高原についてしまうのと、確かに、つづら折りを走る際、後方の下界が見下ろせるので、そこそこ迫力はありました。ただ、土曜日は曇天で、遠方が雲霧でよく見えなかったのと、たまたま南方の地形の中に、目立つ山岳があるわけでなく、バイクを停めて写真撮らなきゃ、という感じにはなりませんでした。

横川SAから見える山々の方が迫力あります。

高峰高原で気温は摂氏18度。さすがに中に着込んでから北上を再開。この時点では、チェリーパークラインを早く抜けて、つまごいパノラマライン、万座ハイウェーから渋峠を目指そう、などと呑気に考えてました。

ところが、このチェリーパークライン。高峰高原から北側の下り坂は、未舗装の砂利道が続きます。すぐに抜けるかと思いきや、延々と続き、もと来た道に戻ろうにも、水平に開けた場所がないから、Uターンすることもままならない。

レブル史上初の、本格的な悪路走行となりました。

下り坂でも、スピードが乗らないように注意しながら、轍に逆らわずに走る、という感じで。オフロードバイクと違って車重が重いから、脱輪して谷底に落ちずとも、下手に転ぶと起こすことができないかも知れない。砂利の上をふわふわ走るという感じ。

道半ばまで下ると、工事用車両が行き来する分、砂利が踏み固められて走りやすくなりましたが、6.6キロを走破し終えるまで、かなり緊張しました。結構、時間を食ったのと、集中して疲れたような気がしたので、国道144号から先に進まず、Uターンしました。明るいうちに帰京したかったのもありますけど。

ここから上へは、普通、入らないでしょう。

結論からいうと、国道146号(浅間・白根・志賀さわやか街道)の方がツーリングむきだったかも知れません。もちろん四輪も多いから、快走ばかりではないと思いますが。

帰京してマップルをみたら「砂利ダート約7km」としっかり書いてありました。そもそもサイト記事にも、ちゃんと、

チェリーパークライン終点より群馬県側の北側斜面は未だ未舗装路。嬬恋高原への最短路でもあり、大型ツアラーでも決して難易度の高いダートではないが、初心者には少々厳しいかもしれない。

と明記してありました。