去年の9月、レブル500用のアクションカメラを新調すべく、中華系通販サイトAliExpressでSJCAM SJ10 Proという商品を買ったのですが、初期不良でした。
で、結局、リファンドを受けられなかったので、参考までに失敗談を書いておきます。
まず、サイト内のMessage Centerというページで、売り手と遣り取りしたのですが、①修理のために返送するにも宛先が中国になる、②いったん返品してリファンドを受けて買い直すべき、とアドバイスされ、早速、返品の手続きを取ることにしました。
すると、返品ラベルが発行されて、千葉県船橋市西浦3丁目にある物流センター内(ダイオウネットワークス・アリ―エクスプレス返品係?)に返送するよう、表示が出てきました。そこで、サイト差し回しの集荷を待てば良かったのですが、平日の日中、自宅に集荷に来られても手も足も出ません。
それで、同じ佐川急便に、自分から持ち込んで、指定された住所に、送料こちら持ちで発送しました。
ここまでで、①返送を指示した表示を保存しなかった、②サイト差し回しの集荷を待たなかった、という失敗を2つしでかしました。
というのも、どうやら、「返送先が船橋」というのは、コロナ禍の下での特別扱いだったようなのと、巨大通販サイトの返品窓口となるには零細事業者である様子で、電話をかけても誰も出る気配がなかったからです。私が返送した時点で、既にパンクしていたのではないかと思われます。
返送した翌日、佐川急便の集荷担当者から電話がかかってきましたが、そちらは事情を説明して、丁重にお断りしました。
ちなみに、私が返送したものは翌日、返送窓口の担当者がサインして受け取ったようです。
それから数日して、通販サイトからメールが送られてきたのですが、英文メールを送ってくれればいいのに、片言の日本語で「注文紛争は終了しました」と書いてあったので、てっきり、返品手続きの完了が無事、確認されたとばかり思っていました。これが3つ目の失敗。下手な日本語訳でなく、英文メールを受信できるように設定しておくべきでした。
で、その後は、3ヵ月経っても、4ヵ月経っても、いっこうにリファンドが受けられない。支払先のPayPalに苦情を申し込んでも、途中、春節の前後にResolution Centerのシステムがパンクして、テキストの入力も、添付ファイルの送付もできなくなって、「期限までに有効な証跡の提示がなかった」とやらで、買い手(つまり私)敗訴、という扱いになってしまいました。「トラッキング番号のわかる証跡をアップロードせよ」と言われて、伝票控えをアップロードしたら、「返送した証跡でないから受け取れない」と判断されるなど、PayPalとのやり取りも、ちぐはぐしました。
200ドル余りの損失となりました。
結局、返送窓口がパンクしていたのか、悪質なのかで、そちら宛に返送しても、返送手続きが完了しなかったのだと思います。「注文紛争は終了しました」というメールが意味していたのは、期限までに返送されなかったので、リファンド手続きは行われない、ということだったのでしょう。
リファンドを受け次第、同じ売り手で、同じアクションカメラを買うつもりでいたのですが、よい戒めとするため、古いアクションカメラを使い続けようと思います。中華系通販につきもののトラブルなので、それは良いのですが、あまりに空しい結末でしたので。
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