レブル、ビーナスラインを走破!

バイク

ビーナスラインを踏破してきました。

先月4日に、蓼科スカイラインを攻略した際、帰路の途中で、走ったところです。ただ、このときは、全5エリアのうち、「霧ヶ峰・八島・車山エリア」を通り抜けて、そのまま諏訪市方面へ下山するに留まりました。

ところが、帰宅してから調べたら、そもそもビーナスラインは、蓼科エリア、白樺湖・女神湖エリアの後に霧ヶ峰・八島・車山エリアがあって、さらに和田・姫木平・鷹山エリア、美ヶ原・武石エリアと続き、そこからは東に上田方面、西に松本方面に下山できるようでした。

というわけで、中央自動車道の土曜日の渋滞をかき分けて、諏訪南ICから下道走行を開始。前回4月はメルヘン街道(国道299号)を佐久穂・蓼科中央高原後面に右折したのですが、今回はその一つ先、ビーナスラインを蓼科高原方面に右折します。

白樺湖までの蓼科エリアは、ツーリングマップルに「森の中を気分よく走れる」と書いてあるとおりで、後ろから来る大型バイクに先を譲りながら、紅葉の始まった森林を眺めつつ、のどかに走り続ける感じ。

で、白樺湖を時計と逆の方向に回りながら、霧ヶ峰・八島・車山エリア」に入ります。ここは、前回も書いたとおり、標高が上がって、背丈のある樹木が無くなるので、大空や遠くの山々を眺めながら、すすき野の中のワインディングを走り抜ける区間になります。諏訪南ICを降りたのが13時前。遥か彼方に富士山を見つけ、撮影のために停まったのが15時でした。

見えるのが当たり前でも、見えるとうれしいのが富士山。左は八ヶ岳連峰

ちなみに、富士山の山頂に雲がかかってないときは、バイクを停めて写真を撮るようにしています。

タンホイザー序曲が鳴り響いているような荘厳な光景

で、前回、時間切れで泣く泣く直進した霧ヵ峰の下を右折し、上田・美ヶ原高原を目指します。もっとも前回に比べて1時間ほど早いだけで、さほど余裕があったわけではありませんでしたけど。

そこから先は、夕方で、四輪二輪とも台数が減ったこともあり、美ヵ原高原美術館まで、
・2000m近い稜線を繋いで走る日本屈指のスカイライン、
・北アルプスの眺望高原ワインディング、
・東側の展望が開け行く手に長い稜線景色堪能ルート、
などというツーリングマップルの煽り文句に嘘いつわりなし、という状態が続きました。奥多摩周遊道路がスケールアップした感じというか。ここまで時間をかけて乗りにくるのに比べると、奥多摩周遊道路はコスパに優れているとも言えますね。

鉢盛山

さすがに美ヶ原高原の気温は摂氏10度を割り込み、帰途につく前に、中までしっかり着込みました。

摂氏9.8度の眺め。遠方の山々に夕日が当たり、紅葉とあいまってコントラストが凄い

先週も新潟からの帰り途で休憩した東部湯の丸SA(上信越自動車道)に山を下ってたどり着いたのが17時すぎ。都心に戻ってきたら20時すぎでした。日が短くなって、山レブルできる時間が減っているのに、行き帰りの渋滞は変わらず、というのが悲しい。誰か政治家で、「バイクは路側帯の通行自由」という議員立法でも作ってくれませんかね。