レブル500にスマホを搭載!!

ツール

先日、蓼科山麓まで遠出した際、予定のルートが通行止めで、県道を迂回して回ることになりました。陽が落ち始めた午後の山中で迷う都度、バイクを道端に停めて、おもむろにスマホを取り出し、メガネをかけて地図アプリを使うという動作を繰り返さねばならず、それで、次なる山中行軍に備えて、「スマホ搭載を急ごう」と決意した次第です。

ただ、どうマウントするにしても、かなりの振動ゆえ、この方(脳筋ライダー氏)のように、外れて落ちてしまうことが十分あり得る。ちなみにいま使用しているのは、中国OnePlus社の少し前のモデルのOnePlus 7Tです。壊してしまうには、あまりに惜しい。

なので、できるだけ安いAndroid機に、格安SIMを刺して、バイク用地図アプリ専用機として使うつもりで、Redmi Note 9Sというモデルを入手しました。これを定番のSpigen社のTPUケースに入れて使います。

スマホをバイクにマウントすると、外れて落ちるほかに、振動で内蔵カメラの手ブレ補正機能(光学式)がダメになってしまうようです。もっとも、購入後に内蔵カメラを試したのですが、同じ4800万画素なのに、OnePlus 7Tの内蔵カメラに及ぶべきもない画像でしたから、遠出した先でカメラとして使うことはないと思っています。

マウントは、外見と値段から「堅牢であること」が明らかなQUADLOCKを選択。

QUADLOCKは、車体側に4つのツメがあって、それをスマホ側にはめこんで45度回転させると、青いヘラが窪みにカチっとはまって、左右が固定されて外れなくなる仕組みです。

ユニバーサルアダプターをスマホTPUケースの裏面に貼り付けるのですが、製品についている3M社の両面テープは、取扱説明書によると、ラバー、シリコン、ポリプロピレン、TPU(ポリウレタン)、ソフトタッチペイント、耐水コートガラスには、つかないとのこと。確かに、一瞬はしっかり接着したように感じたのですが、時間が経ってから試したところ、力を入れると剥がれてしまう。

おそらく、いずれ、走行中に剥がれ落ちることになりましょう。

なので、強力接着用に両面テープと接着剤と2つ、用意した中で、今回は接着剤を使用して、一昼夜かけて、しっかり接着しました。なお、当然、接着剤がはみ出て、それは取り切れない。ただ、アウトドアユースなんで、この程度の仕上がりで十分と思います。

かなりしっかりくっついたのですが、さらに保険をかけて、ケースにストラップホルダーを取り付け、そこにストラップを通して、これを車体に引っ掛けることにしました。

マウントの足元は、かなりスリムにできているので、ETCアンテナを取り付けた、ハンドル左側に無事、収まりました。ハンドルを切ったときにタンクに干渉しないことを確認して出来上がり。

スマホの画面は、メーターの画面と同じ向きに揃える方が見やすい感じがしました。次回調整する予定。

老眼なので、裸眼では地名までは読めませんが、地図上のどこを走行中なのか見て取れるため、下道走行に大きく貢献しそうです。なお、迷いようがない高速道を走行中は取り外すつもりですが、さすがはQUADLOCK、しっかりついているので、振動で落ちる気配は、いまのところ皆無です。