蓼科スカイラインからビーナスラインへ

バイク

8月最終週、9月第一週は、一般家庭の行楽エネルギーが一時的に無くなるのか、高速道の渋滞がそれほどでもありませんでした。

で、土曜日は14時に出発して富士宮道路(富士山の西側)を走り、日曜日は12時に出発して蓼科スカイラインとビーナスラインを走ってきました。都心まで2時間くらいの場所を走り回る分には、帰途の苦労もたかが知れていますので、あまり気になりません。

富士宮道路からの眺め。雲の流れも速くタイムラプスで撮影したいところ

ただ、少し涼しくなった分、確実に陽が早く落ちるようになっています。

蓼科スカイラインは、昨年5月にチャレンジするも、降雪通行止めに遮られた道です。6月に十国峠を走破した際、彼方の尾根に鎮座する巨大パラボラアンテナ(JAXA美笹深宇宙探査用地上局)を見つけてから、行楽渋滞が収まってきたら再訪しようと考えてました。

国道299号からパラボラアンテナを望む(2022年6月撮影)

上信越自動車道から左折して中部横断自動車道に入り、佐久南ICで降りたら間もなく蓼科スカイラインの入口。

ただ、もともと蓼科スカイラインが、標高のあまり高くない、林間を抜けて走る道なのに加えて、斜面の東側はガスってて、眺望には恵まれませんでした。

実物はこんな感じ。頭頂部はガスの中

西側に回るとガスは晴れて、スカイラインも終わりの辺り、眼下に女神湖を望むところで、ようやく、これぞ長野県的な景色を眺めることができました。

今度は車山気象レーダー観測所が見える
200mm(換算320mm)でもここまでは写せる

で、山を下って帰路に向かう途中、今後はビーナスラインに入りました。

こちらは、若干ですが標高が高い分、背の高い樹木に視界が遮らぎられることなく、すすき野の中のワインディングが続きます。磐梯吾妻スカイラインのような走路です。

帰りの中央自動車道は、大月から小仏トンネルまで大渋滞。単なるキャパシティ不足が原因の渋滞なので、抜けるまで、時速15~20km程度で走り続けることになります。結局、多少遠くても、東北自動車道の方がツーリングには適してますね。

明日が月曜日でなければ、上田に抜けるビーナスラインを完全走破できたのに

しかし、福島や長野まで出張って山レブルともなると、500ccでは高速道の走破が骨ですね。かといって、それで大排気量に走ると、今度は林道を走り抜けることが難しくなりそうで。