日曜日の午後、遂にレブル500が納車になりました。
仕事部屋からバイクショップまで、地下鉄と私鉄を乗り継いで、僅か5駅なんですが、途中駅で人身事故があって、上りも下りも、びくとも動かず。咄嗟に改札を出て、タクシーを拾おうと腕を上げたのですが、外見が完全なバイカーだったためか、2台に素通りされました。その後は、空車のタクシーは見掛けず終い。
おそらく最近はアプリで呼び寄せるのが主流なのでしょう。その後は、「迎車」のタクシーばかり、見掛けました。
3駅分を歩いたところで、ちょうど目の前に客を降ろすタクシーが停まったので、咄嗟に乗り込みましたが、川下の人たち、ごめんなさい。
納車手続きを終えた後、まずは仕事部屋に乗って帰り、そこで、オプション(右側のサイドバッグ、ヘルメットホルダー)を取り付け、それから、おもむろに試乗に出発しました。中央高速を下って河口湖から東富士五湖道路へ。須走で降りた後、富士スピードウェイあたりの下道を通って、足柄スマートICから東名に入って帰京するという200キロ強の道のり。
帰路は当然、渋滞したので、5時間強の行程となりました。
レブル250との比較は、これから追々書いていくとして、まず第一印象。
車体のサイズが同じで、車重が20キロ重いだけのところ、動力性能が最大出力26馬力、トルク22N・mから46馬力、43N・mへとアップするわけですから、加速力は凄いだろうとか、従前から予想していました。
ただ、一番感じたのは「1速・2速が走りやすい」ということ。
レブル250の場合、停止状態から1速で発進し、十分に加速したら直ぐにギアチェンジして、今度は2速で巡行速度の手前まで、すかさず上げていく、という感じになります。乗ってる人なら分かる、レブル250の小気味の良いところです。
ただ、回転数が上がって騒々しくなるので、1速のまま引っ張り続けるのも難しい。直ぐに2速へギアチェンジです。で、1速にしても、2速にしても、スロットルを緩めると、エンジンブレーキががっつり効くから、渋滞の中で前車の後ろにつくと、半クラッチを多用しないと、1速はもちろん、2速にしても、カックンブレーキの連続になってしまう。
ところが、レブル500は、渋滞の中、1速でも、2速でも、それほど乗り心地が悪くならない。動力性能が良い、つまりトルクが太いからなのか、それとも変則比が違うからなのか。
レブル500の変則比:1速3,285回転、2速2,105回転
レブル250の変則比:1速3,416回転、2速2,250回転
次の週末は、その辺りを考えながら乗り回そうと思います。
下取りに出すため、レブル250には4ヵ月、乗ってませんでした。なので、待ちに待ってのレブル500だったわけですが、遠乗りしやすい車種だからか、乗らない間にバイク熱が少し醒めてしまったからなのか、乗り出し時の興奮は、昨夏のレブル250に軍配上がりました。
ギアチェンジの巧拙が問われるレブル250の方が、間違いなく、操縦している感を味わえますからね。
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