遠出した帰りの渋滞で半クラを多用し続けたところ、左腕に疝痛が走るようになりました。おそらく、手の大きさに比べて、クラッチレバーがやや、遠いのでしょう。で、社外品に交換することにして、アクティブ社のSTFクラッチレバーを購入しました。
クラッチレバーの交換は、さほど難しい作業でないようで、YouTubeのモトブログを観ても、皆さん、苦も無くやっておられる。必要な工具は手元にあるので、私も自力で頑張ることにしました。
まず、ロックナットとアジャスターを緩めます。購入してから数ヵ月、駐車場は室内なので、手で回せるかと思いましたが、ペンチを使う必要がありました。然る後、クラッチケーブルごと引き抜けるように、スリットを合わせます。
その上で、上側はマイナスドライバー、下側は六角メガネレンチを使って、ピボットボルトを緩めて引き抜きます。下側を押さえておいて上側を回すのかと思いましたが、やはり固くて、上下、同時に、互い違いの方向に回す必要がありました。
ピボットボルトを引き抜いた後、クラッチレバーを、クラッチケーブルごと、スリットから引き抜きます。タイコと呼ばれる部品のついたクラッチケーブルと、クラッチレバーは、固定されているわけでないので、すぐに別々にできます。新旧のクラッチレバーを比べると、社外品の方が婉曲の度合いが大きく、その分だけ、クラッチレバーが手前にくることが分かります。
ここで、パーツクリーナーをつかって、あちこちについている汚れとグリスを拭き取ります。その後、シリコングリスを塗り直します。グリスには数種類あったのですが、エイヤっ!でシリコングリスを買ってきたら正解でした。
逆の手順で、新しいクラッチレバーにクラッチケーブルのタイコを差し込み、車体側に取り付けます。ここまでは、慣れた人には簡単な作業の筈。新米の私も、30分は掛かりませんでした。
問題はここから。ロックナットとアジャスターを締めて、クラッチの遊び(レブル250の取説によると、10~20mmとのこと)を調整し、クラッチレバーについたアジャストボルトを回して、クラッチレバーの位置合わせを行います。
素人が疲労困憊しながらエンドレスでやってもいい結果の出る筈がないので、いったん引き上げました。秋冬ジャケットの試着にも行きたいので。ただ、今のところ、クラッチの遊びが少なくなって、しかも、高価な社外品を買って取り付けたのに、クラッチレバーの位置は、さほど近くならなかった、という状態です。う~ん。
調整・レビュー編に続きます。
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