レブル500。12ヵ月点検に先立ってタイヤを ブリヂストン BATTLECRUISE H50 に交換し、さらに点検後、スパークプラグ、チェーン、スプロケットを交換しました。
スプロケットは、リヤをアルミ(ジュラルミン)にする予定でしたが、レブル500に適合するものがなく、結局、前後ともスチール製、ただしフロントのみ SUNSTER ということになりました。歯数はそのままなんだと思います。夢店のメカニック、特に何も言ってませんでしたから。
作業は木曜日夕方までに終了。金曜日夕方、小雨の中をレインウエアを着て引き取りに行きました。土曜日の今日は、午前中で雨が上がったので、早速、奥多摩周遊道路を試走してきました。
純正からグレードアップした部品の、どれがどう奏功したのかは、素人バイカーには分からないままのレビューとなります。
まず、エンジンをかけて、回したときの音と振動が、細かく、つながっているように感じられました。これまで、バ・バ・バ・バという感じだったのが、バラバラバラバラという感じで。小さくなったというか、迫力が減ったというのか。
で、高速道を走り始めて、すぐに分かったのが、加減速やシフトチェンジ(特にシフトダウン)したときに、非常にスムースで、ショックがない、ということでした。いちいち半クラッチ気味に、丁寧につなげているという感じ。
スピードが落ちて再加速するとき、シフトダウンしてやらないと、空回りするような感じになるわけですが、それも余りない。
だから、シフトチェンジしないまま走り続けても、特に支障がない。別車のようにスムースになったことと合わせて、「操縦している感」が大幅にダウンしました。
もっとも、その分だけ、乗り心地がレベルアップしていて、自分の運転が上手くなったように感じられます。おそらくロングツーリングしたときに、疲労感の少なさという形で効果が現れるのでしょう。
しかし、それで思ったことが2つ。
同じレブル500でも、お金をかけて純正の部品をレベルアップしたら、別のバイクであるかのように、乗り味、というか運転し易さが、劇的に改善されました。そもそもバイカーの力量や体調がそれぞれだし、バイクの性能はもっとバラバラ。それがマスツーリングだと、同じ道を同じ速度で走り続けることになります。余裕のあるバイクは事故リスクが少なく、余裕のないバイクは事故リスクが高い。マスツーリングは、素人はするもんじゃないですね。
レブル500は、レブル250に比べると、排気量が大きい分だけ、やはり大味です。林道っぽい県道を走るとき、そういう印象を受けます。なので、お金をかけて部品をレベルアップしたときの、性能の向上の度合いは、レブル250の方が、大きく感じられるのではないでしょうか。レブル250で、タイヤ、プラグ、チェーン、スプロケ(特に歯数)を変えたら、凄いことになるような気がします。
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