技能教習(第6週、その3)

第2段階の第7限、つまりみきわめ。

昨日は、雨天・夕刻という悪条件があっても、落ちずに平均台を通過できたのが1回きり。もちろんその1回も、秒数を論じるどころではないという体たらく。

どんよりと帰宅した後、反芻したのですが、このYouTube動画をみて、平均台への取り組み方が、最後の最後になって、ようやく見えてきた感じがしました。

ここで指摘されているとおり、一本橋に乗るときの速度が遅すぎる上に、まっすぐ通ろうとして、それで落下が続出したのだと見当をつけることができました。

特に目からウロコだったのは「ジグザグに通るようなイメージで進む」という説明。他の動画の多くは、「台の上でハンドルを左右に動かしてバランスを取る」という説明に終始していて、実のところ、30センチ幅を生かして前進するという具体策につながっていない感じがしました。

で、文化の日の今日は、2時間ほど前から教習所にいって、敷地外から平均台をにらみつけるなど、脳内シミュレーションに全力投球。

第2段階のみきわめなので、卒業検定を前提とする練習コース(2種類)の走行を1コマずっと続けます。

それが、脳内シミュレーションの効果があったのか、今日は、1回も落ちることなく平均台を通過することができました。

さすがは大和自動車学校神奈川。

昨日の反省から、秒数は度外視。できるだけ惰性で進んで秒数を稼ぐなんて難しいことは考えず、スロットルを回し続けて、半分すぎた辺りからスピードをできるだけ落として、残った長さの中で秒数を稼ぐという方針に変更したのが奏功しました。

もちろん、7~8秒程度なので、卒業検定での減点必至ですが、鬼門の平均台さえクリアできれば、後は、「慌てず急いで正確に」で平均点以上の走行が可能。教官からも「他がほぼ出来ているから、下手に欲張らずにこのままで」との、有り難いアドバイスを頂戴しました。

おそらく、今日が卒業検定だったら、無事に合格できていたでしょう。そのくらい充実していました。

十分に休養して、握力いっぱいで臨むべく、土曜日でなく、日曜日に受検することにしました。

しかし、暗い中で平均台から落ちまくったというのは、やはり加齢で視力が落ちていて、暗い分だけ、三半規管が機能するほど、遠くの物がくっきりと見えていないんでしょうね。二輪に限らず、四輪についても、夜間走行は控えた方が良さそう。

ちなみに、昨夕、落ち込んで帰宅したらビニール傘を教習所に忘れました。今日、教習所に着いた時点で、傘立てにあることは確認したのですが、嬉しさのあまり、持って帰るのを忘れました。帰路はもちろん、制限速度遵守の超安全運転です。