レブル500の林道走行性能

昨日は、オイル交換の後、奥武蔵グリーンラインを走ってきました。飯能から秩父に至る国道299号線に平行して山中を走る林道です。ちなみに大野峠から先の林道丸山線は通行止めでした。

顔振峠の手前から南方を望む。顔振峠には茶屋がありました。

奥武蔵グリーンラインはホンモノの「林道」で、必ずしもバイクむきではありませんでした。道幅も狭いし、路面も荒れています。ハイカーやサイクリストの方が多数おいででしたが、自然のディテイルを見ながら自分の足で進むべき道だったように思いました。

「バイクむきでない」というのは、杉林の中を走るのみで、景観を楽しめるのが、ほぼ一瞬なのと、細く小さなカーブの連続で、意外に疲れるからです。翌日は肩がパンパンで筋肉痛がすごい。

感じたのは、林道走行はレブル250の方が楽しかったな、ということ。

確かにレブル500は、さほど回転数を上げずとも(つまり振動が小さい)スピードが出るし、巡行速からのさらなる加速も、それが上り坂であっても簡単だから追い越しも楽。だから、ストレスなく高速走行できるし、その分遠くにも行けます。

ただ、濡れた杉の小枝で路面が覆われているような林道を、軽快に飛ばすのには、明らかにむいてないです。

低重心で足つきがよく、直進安定性に優れるレブル三兄弟も、はやり得意分野には大きな違いがありそうです。レブル500は、レブル1100ほどではないにしても、「広い道を遠くにいく」バイクであるように思いました。

14時半に人気のない山奥で、しかもガスが出始めたところ。これが埼玉県で、30分も山を下れば幹線道路に至るところだから、余裕があります。これが群馬や長野の山中だと、下山するのも、帰京するのも、大仕事で泣きたくなってきます。