レブル500は、週末の日中、山レブルに乗り回しているのですが、Dio110の方は、昼夜を問わず、仕事部屋への行き来に使います。なので、ヘッドライトは、純正のハロゲン灯からLED灯に換装してあります。
口金形状はHS1ですので、同じ形状のLED灯を購入するのが出発点。調べたら、安価な商品、ポン付けできる商品、いろいろあったのですが、十分に明るくないと、結局、銭失いになります。なので、スフィアライト社のRIZING2という高級品を張り込みました。本体とは別に、コントローラーという部品が付いているので、何かに干渉すると収まらないかも知れません。
2021年式のDio110(JK03)は、ヘッドライトカウルは、ネジ2本で止められてます。なので、まず、ネジを外します。
然る後、内装はがしと呼ばれる、プラスチックのヘラ状の工具を使って、カウルを外していきます。この内装はがしなしには、できない工程となります。内装はがしがあっても、左から根気よく、少しずつ隙間を広げていかないと、爪を折ってしまいます。
少しカウルが外れてきたら、内装はがしにだけ頼るのでなく、カウルに力を加えて、形状をゆがめて、剥がれるのを誘う、という作業感となります。左から右へと走らせる内装はがし、真ん中を超えるあたりが最大の山場でしょうか。
内装はがしが右端まで行けば、あとは、ガタピシガタピシゆずって、隙間を広げます。カウルを外すのが目的でなく、ヘッドライトを交換するのが目的なので、交換作業を行えるだけの隙間を確保したら、次の段階に進みます。
バイクのヘッドライト交換は、カプラーと防水キャップが見えるところまでくれば、家庭の室内灯の交換と変わるところはありません。カプラーを外し、防水キャップを外し、電灯の口金を押さえつけている留め金を外すと、あとはハロゲン灯をLED灯に差し替えるだけです。
なお、作業の途中で、こまめに写真を写しておくと、部品を元のとおりに取り付ける際、役に立つことがあります。
途中でエンジンを掛けて、無事に点灯することを確認したら、逆の順序でカウルを取り付けます。
で、一番最後に光軸調整を行います。「光軸調整」というと、大層なことをしている感がありますが、カウルの外側、ヘッドライトの真下あたりにボルトがあるので、それを緩めた後、ヘッドライト部分に上から力をかけて、一番下まで押し付けた状態にして、それでボルトを締めます。
そうしないと、ヘッドライトが上向きになって、対向車にハイビームを浴びせっ放しとなってしまいます。
LED灯、しっかり明るいです。真っ白なので、気分も爽快。
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