冬季装備(ハンドルカバー)

ツール

去年、大型二輪の免許を受けたのが11月9日、翌月頭にレブル500への乗り換えを決めたので、12月から下取りに出すレブル250には乗りませんでした。なので、去年は、厳冬期への備えはせず終いでした。

この冬は12~2月の一番寒い時期にも、積極的に出動するつもりです。なので、いまから少しずつ、冬季装備を見直しています。もっとも、電熱系に走るのは、「それはちょっと違うじゃないか」という気がするので、そこまで行ってませんけど。

この土曜日は、まず、ゴールドウインのハンドルカバーを装着しました。

昨年、赤城山を登った際、「グリップを通してハンドルバーが冷えたのが分かる」という寒さを知りました。ハンドルバーは純正からデイトナの40Bに変えましたし、その際、グリップも同社のPROGRIPにしているのですが、冷たさが強まるのか弱まるのか。

いずれにしても時速100km、つまり秒速30m弱の走行風を浴びつつけて、指先から冷えていくのは確実。というわけで、各社のハンドルカバーを調べた結果、取り付けやすそうで、しかも、形状が調っているゴールドウインの「エアロカバー」に行きついた次第。

レブル250/500の場合、ハンドル左は問題なく取り付けられるのですが、ハンドル右は、通常の付け方だと、ハンドルスイッチ(エンジンストップ、ハザード、スターター)が押しづらくなるため、動画後半で言われているとおり、外側のベルトを「ミラーのステイに巻く」などの工夫が必要になるようです。

※左右でハンドルスイッチの形状は同じなのですが、ミラーステアの根元の、スイッチに対する相対的な位置が違っているようです。

で、使用感です。

カバー内部に熱源がなくとも、走行風を直接、受けないので、指が冷たくならない感じです。出発時の都心は、穏やかな秋の陽気だったので、動画の「ライトなグローブでも寒くない!」というのは、そのとおりと思いました。

なお、高速走行時には、走行風でカバーが後方に押し付けられて、クラッチレバーの向こうに指を入れるのが、やや窮屈になりました。

ハンターマウンテン塩原の辺り、タンクバッグに入れた温度計は摂氏7度まで下がりましたが、指先が特に冷えるということはありません。むしろ、カバーのちょうど外になる手首に冷風が刺さるという感じ。要は、冷えた炬燵でも、布団の中は寒くはない、という感覚です。

これは、電熱バーなり電熱グローブなり、あれば最強、なくても手の甲ホカロンとかあれば、かなり行けそうです。しかし、街乗りならいざ知らず、山レブルする以上、「ライトなグローブ」は無茶でしょうね。