Rebelミッション「日本国道最高地点を走破せよ!!」

バイク

既報のとおり、土曜日に長駆、志賀草津道路を走破してきました。

関越トンネルを抜けて六日町ICで降りたのが13時半。そこから魚沼スカイラインに向かったら、なんとこれが10月2日まで全面通行止め。道幅が広がるようなので、日を改めて再攻略したいところです。

なお、八箇峠見晴台までは通行できるとのことだったので、写真でも撮るかと上っていったのですが、カップルがデート中で邪魔できませんでした。

そこから、国道253号(ほくほく街道)を西に進み、国道117号を左折して街路を南下。県道502号(奥志賀公園栄線)・県道471号(北信州もみじわかばライン)を辿ろうとしたのですが、15時半くらいに野沢温泉スキー場内を上っていく頃から、奥志賀林道は、ほぼ全路、濃霧に覆われました。

このスキー場は、いまから30年以上前、最初の職場でリアル男女7人夏物語やってたときに来てますね。

途中、インナーを着替えて、持参していたウルトラライトダウンコンパクトベストを着込んだのですが、ジャケットの外側は水滴でびっしょりでした。メッシュジャケットだったら死んでましたね。

新潟・長野あたりの林道。降雪に耐える仕様なのと、開けた地形を通り抜けるので、見晴らしがよければ最高だった筈ですが、前方も、眼下も、真っ白で、景色を味わうことはできませんでした。むしろ、濃霧の林道を走るうちに日が落ちたら、ライトで乱反射して、さらに何も見えなくなった筈で、とにかく急ぎました。

海レブルは海レブルで、それなりの苦労もある筈ですが、山レブルは、やはり、天候急変リスクが大きいです。先月下旬のフォッサマグナ行で降雨に遭ったおかげで、そこそこの準備で臨めましたから、そこは安心でしたが。

間もなく日没というタイミングで、無事に国道292号(浅間・白根・志賀さわやか街道)にたどり着き、渋峠から日本国道最高地点碑、中央分水嶺のあたりの壮大感を満喫することができました。日没をカメラに収めようとする方々がちらほらいらっしゃいましたが、さすがにバイクで暗い山道を下るのもなんでしたから、そそくさと退散しました。夕方の時間帯で、車もいなかったから、殺生河原(駐停車禁止)で写真を撮るべきだったのかな。まあ、マナー違反は、追越車線で遅い前車との間を少し詰めるくらいにしておきます。

これまでに走行した「スカイライン」が霞むようなスケール。火山性で樹木がない稜線上のワインディングを走行する爽快感は、例えようがないです。というわけで、遠からず、磐梯吾妻スカイラインにチャレンジする予定。もう、気分は「会敵する戦場まで、数時間の洋上飛行を余儀なくされるゼロ戦パイロット」ですよ。