冬季閉鎖前の走り収め

バイク

山間のワインディングの多くは、11月下旬から冬季閉鎖となります。積雪がなくても路面凍結するからです。

というわけで、今日は中央高速道を諏訪湖まで行き、ビーナスラインを走ってきました。いつも白樺湖から西に向かうのですが、今日は諏訪ICで降りて、県道40号(諏訪白樺湖小諸線)を戻るような形で霧ヶ峰を目指しました。

東京を背に山に入るより、東京に向かって山に入る方が、ほんの少しだけ気が楽。というのがその理由です。

ビーナスラインは、最高標高地点(1959メートル)の先の美ヶ原高原美術館のその先まで進み、弱気なら右に曲がって上田(東京方面)を目指し、強気なら左に曲がって松本(反東京方面)を目指すという感じになります。

ただ、今日は往路の中央高速道の段階から、紅葉が「ピークをやや過ぎたあたり」ということが観て取れたため、ビーナスライン走行は早めに切り上げて、ここ数回、定点観測に通っている群馬県上野村の紅葉スポットを回って帰ることにしました。

今日も都心を早く出発したので、午前10時には諏訪ICに到着。そこから諏訪湖を眼下に見下ろす立石公園を通ってビーナスラインを目指しました。

ちなみに都心出発時の気温は20度前後。諏訪湖界隈まで来ても17~18度程度。曇っていて風もなかったので、さほど冷えませんでした。ちなみに、ビーナスラインまで上がって11~12度程度。群馬山中では10度強でした。

ビーナスライン界隈は、この時期になると、ススキも枯れ果てて、もう秋という感じではありませんでした。なので、バイクを停めて写真を撮る気もあまり起こらず。

さらに、八島湿原駐車場を過ぎて少し行った先で、四輪にはねられたであろう母鹿(乳房あり)が路上に横たわってました。Wikipediaによると、ニホンジカの牝は体長90~150センチメートル、体重25~80キログラムとのこと。見た感じでは上限に近いサイズでした。はねた自動車もフロントが大破したのでないか。

ただ、現場は見通しのよい直線路で、急に飛び出してきたにしても、スピードを出してなければ十分避けられたか、はねても殺すようなことにはならなかった筈。野生動物にやさしい運転をしていただきたい。

ちょっと残念な1日となりました。