チョイト秩父のつもりで走って気がつきゃ長野

バイク

冬が来る前に「長野自動車道・松本ICから国道158号」などと目論んでいるのですが、土曜日の中央高速道は、いつもどおりの大渋滞。

なので、大人しく秩父を走るかと考えて、八王子JCTで右折し、狭山日高ICから国道299号を進みました。道の駅上野の先を、右折でも、直進でもなく、左折して県道124号に入って、山中を走って千曲川を目指すというルートです。

国道299号をどんどん上がっていって志賀坂トンネルを抜けると、気温が埼玉モードから群馬モードに一段下がり、その後は、県道124号のぶどう峠で長野県に入ると、夕方だったせいもあって、摂氏10度を割り込みました。もう冬も同然です。冬用のグローブでないと、左右の親指が冷えるようになりました。

なお、土曜日は、国道299号を走り始めたのが手前すぎて、道の駅上野についたのが15時前。この時期の山間では、陽の当たらない谷の部分は、16時には暗くなり始め、どうかすると17時には真っ暗になります。なので、15時になっても、まだ県道124号に入ってないというのは、ちょっと絶望的だし、帰りは、暗くて渋滞する高速道を都心まで走ることになります。

で、小休止を済ませた後は、ひたすら西を目指したのですが、途中、道を間違えて、御巣鷹の尾根の登山口につながる隘路を、ひた走ってしまいました。しかもこの道、上野ダムの前後のトンネル、電灯が切れているのか、ケチっているのか、中に入ると真っ暗な区間もあって、尋常ならざる怖さです。ダムから先は、湧き水で湿った落ち葉が積もる林道なので、急ぐと転びそうになります。

そんなわけで、紅葉の写真が、ほとんど撮れず終い。

結構な距離を間違えて走ったことが分かる

さすがに県境のぶどう峠では、少し写真を撮りましたが、祠があったところが、御巣鷹山展望台でした。

中央やや左の三角錐が高天原山。手前が御巣鷹山で、墜落現場はその先の山との間

県道124号は、群馬県側は、ここで暗くなったらやだな的な、離合も難しい林道なんですが、ぶどう峠から先の長野県側は、川沿いのワインディングで、人気もないので、走りたい放題です。

千曲川にたどりついたのは、17時すぎで、結構暗くなっていました。「甲府のすぐ北」くらいのつもりでいたのですが、一番寒いところで5度まで下がった国道141号(清里ライン)を黙々と走ることとなりました。

中央高速道が渋滞、というのは、予定どおり。

ぶどう峠で谷をのぞいたら、普通でない状態の車が