技能教習(第6週、その2)

第2段階の第6限の課題は「高度なバランス走行」とのことで、2種類の練習コースを何周かした後、①通常とパイロンの間隔を違えたスラロームの走行、②2×3メートル四方のゴム板の上でバイクを静止状態にしてバランスを取る、の2つを行いました。

スラローム走行の方は、ほぼ確実に、パイロンとの間に安全な間隔を取った上で、それなりの速度で走行できるようになっていますので、これは、まあ、大丈夫という感じ。

一方の「静止状態にしてバランスを取る」というのは、何回試みても、うまく行く気配ゼロのまま終わりました。まあ、できないとアウト、という性格の課題ではなかったのですが。スタンドの上に立って、徐行してゴム板の上に乗って、さあ停止、という段になると、エンストしてましたから、バランスを取るという動作とクラッチ操作の両立が、そもそもできてなかったんでしょう。教官からは「練習走行を続けて腕に力が入らなくなってる」となぐさめられました。

しかし、問題なのは、やはり平均台。今日は、雨天で滑りやすかったせいか、何回もチャレンジしたのに、落ちずに通り抜けられたのは1回きりでした。もちろん「10秒超」を達成するどころではありません。YouTube動画を繰り返しみて、できる気になっていただけに、かなりのショックです。

なぜ失敗が続いたのか、繰り返し考えても分からないので頭が痛い。第三者目線の失敗動画があれば良かったのですが。いまのところ思いつく理由は、

・10秒超を稼ぐために速度を落とし過ぎている。乗ってから落とすべきなのに、乗る前から落としていて、それで乗るやいなや、バランスを取る間もなく落ちてしまう。

・ハンドルを小刻み動かし続けてバランスを維持する、という根本部分が出来ていない。だから、乗った角度が中心からずれていると、挽回できないので落ちてしまう。

・老眼で視力が落ちていて、暗い時間帯だと視点が定まらない。だから、バランスを取れず、落ちてしまう。

といったあたり。さすがにどんよりです。おかげで教習所にビニール傘を忘れてきてしまいました。高価な傘でなかったのが不幸中の幸いですけど。

明日の午後、技能教習の12コマ目、第2段階のみきわめなんですが、無事にクリアできるかどうか。明日、何とか帳尻を合わせられても、卒業検定をクリアできるかどうか。