防寒グッズを赤城山で試す

この日曜日も赤城山方面に進出しました。

群馬の山々は、他より険しいのか、よくある下道のワインディングにもアップダウンがついていて、バイクを運転していて楽しい。同時に、250ccでパワーに劣るレブル250の「低速の上り坂に弱い」という特徴が表に出てくるフィールドでもあります。

この日は、保湿ライナーを取り付けた状態での秋冬ジャケット(KOMINE プロテクトソフトシェルウインターパーカ‐イフ)や、買い足した防寒グッズも試用したわけですが、

・さすがに保湿ライナーを取り付けていると、身体を刺すような冷たさを感じることは少ない。ただ、山間の北側などで、気温が10度近くまで下がると、やはり寒くは感じる。

・イヤーウォーマーは、耳をかじかませないという、所期の目的には有用。サービスエリアでヘルメットを脱ぎ着しても、するっと脱ぎ着できるので、かじかんだ耳が擦れて痛いなどということはない。もっとも、日曜日は、先週に比べて暖かだった。なお、ヘルメットは、頭部にぴったりなので、イヤーウォーマーの付け方次第で、窮屈になって、やや頭が痛かったりする。

・ネックウォーマーは、首元を冷やさない効果甚大。あごに引っかけながらヘルメットを装着するとドンピシャ。逆に、引っかけ損ねると、風がスースー通ってしまう。次のサービスエリアで付け直すことになる。

・イヤーウォーマーとネックウォーマーを装着すると、ヘルメットの空気の出入りが遮断される。シールドの隙間から冷気が入る込むのを感じ取れる。また、シールドの一部が息で曇ったりする。SHOEI Z7をPINLOCKつきで使用しているから、問題はないのだけど。外部の音は聞き取りににくくなる。エンジン音も遠くで聞こえる感じ。

・アンクルウォーマーも足の甲への走行風や冷気を遮断するのに効果甚大。シューズには必須か。

などという感じでした。

もっとも、日曜日は、先週に比べて暖かで、帰路の平野部など、イヤーウォーマーを外して走行しました。次回、もう少し寒い状態で試してみたい。

上里サービスエリア。正面に見える浅間山が、先週は冠雪していた。

赤城山方面といっても、今回は山に登らず、赤城ICからからっ風街道、県道336号梨木香林線、県道335号梨木上神梅停車場線、国道122号、県道62号沼田大間々線と反時計回りに山麓を回って沼田ICから戻ってくるというルート。

この手の県道では、農作業用の軽自動車に追いつくことがあっても、大抵は短時間だし、そもそも道を譲ってくれることが多い。一方、国道122号などの観光ルートは、後部座席にも乗車して重たくなってる四輪の後をついて走るだけになりやすい。路面が凍結する前に国道120号・日本ロマンティック街道を走りにいくつもりでしたが、サンデードライバーが運転する四輪で渋滞するのは必至。別の山道を選んだ方がいいのかも知れないという気がしてきました。

もっとも、一番何とかしていただきたいのは、関越の追越車線。走行車線に戻る車は1台もいないですね。制限速度をやや超えたくらいのスピードで走る続ける車が数珠つなぎになっているから、前車が減速すると、追突事故が起こりやすい感じ。その1つ内側の走行車線の方が、却って車間を取って走っている感じがします。

県道255号下久屋渋川線から関越・片品川橋を望む。後ろは子持山。左手に獅子岩も見える。