文化の日の月曜日、北日光は霧降高原を走ってきました。
あわよくば熊との遭遇を夢見て山レブルすることとして行き先候補を探す間、霧降高原を走ったことがないことに気づきました。それで過去に何回か利用したことのある矢板北スマートICで東北自動車道を降りて、県道272号、県道63号を抜けて国道を軽く走り、その後は、県道23号、県道169号を抜けて、北から日光に入るルート。

その後は、戦場ヶ原などと欲張らず、国道122号を南に下って帰京するという行程。三連休の最終日なので、帰京が遅れれば遅れた分だけ渋滞する筈。
というわけで、8時半に摂氏20度台半ばの都心を出発。家をあわてて出たので、水筒でホットコーヒーを持ってくるのを忘れました。
東北自動車道は空いていて、下道に降りたのが10時過ぎ。これなら明るい時間に余裕をもって帰れそうです。ちなみに、矢板北ICで東北自動車道を降りるのは、記録に残る限り、2021年7月、2022年7月のこと。
前回と異なり、高速を降りた辺りの下道が混んでました。商業施設か何かできたのかな。
晴れているのに小雨はぱらつくし、北の山々は白く霞んで見えるので、とにかく先を急ぎました。県道272号と県道63号は、前回までと同様、四輪や二輪があまり行き来しない好ルートなんですが、後半は離合の難しい林道なのに、スポーツタイプの四輪がすっ飛んできて、ヒヤッとすることが二度、三度。
バイクはキープレフトが基本。道が広くても、あるいは車線の中でも、とにかく左寄りを走る。そうすれば、スピードのある四輪とすれ違うときも、それなりに余裕があります。
基本的に、このあたりの山道は、追い越し禁止の片側一車線。前に遅い車が来ると、やはりイラっとします。バイクは50キロ台で走行すると、車体を傾けて曲がれるので、乗っていて楽しいわけですが、40キロ台となると、ハンドルだけで曲がれるので、退屈極まりない。それで、機会を見つけて列の前に出ると、今度は絶景を見つけても停まるわけにいかなくなる。
というわけで、霧降高原に到着したわけですが。
まず、風が凄い。
レブル250時代は、高速道で走行中に横風を浴びると、車体がふらついてましたが、そこまで行かないものの、結構な風力。途中の道沿いに見晴らしの良い駐車場があって、撮影のために停車したのですが、バイクが風で倒れそうになって、長居できませんでした。

次に、山間部は既に冬。
東北自動車道を北に進むうちに、気温は摂氏10度台後半となったのですが、霧降高原は7~8度。しかも、粉雪まで降ってました。下から見上げて山々が白く霞んで見えたのはそれ。

というわけで、走った割に出来高の少ない一日となりました。
日光市内からいったんは戦場ヶ原方面への進出も目論見ましたが、四輪で渋滞していたのと、そもそも風も強かったので、当初の予定どおり、大人しく国道122号を下って、そのまま帰京しました。
秋冬の山レブルは、早朝出発、どんなに早くても、昼過ぎからUターンが良さそうです。

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