老犬を看取った直後の山レブル

バイク

7月12日以来、2ヵ月ぶりに走ってきました。

いつも土曜日に遠出してきたわけですが、この夏は老犬の看取りがあって、正直、レブルどころではありませんでした。老犬が逝った後も、雨天の土曜日が続いたりしたので。

というわけで、秋分の日。滅多に行かない房総半島へ。千葉県を走る分には、翌日が平日でも、まあ、何とかなるでしょう。

都心から房総半島に向かう場合、高速湾岸線から左折して東京湾アクアラインへ進むわけですが、羽田空港を過ぎて多摩川トンネルのあたりから渋滞で長蛇の列になるので、羽田空港から下道を模索した方が良いみたいです。下道も渋滞しているのかな。

で、木更津JCTを右折して館山自動車道の君津ICから房総スカイラインへと進む行程です。

房総半島は、関東平野ほどの平野感はないものの、標高差のある土地でないので、スカイラインといっても駆け上る感は味わえません。道路の両側に草木が生い茂り、眼下に絶景を見下ろすポイントもなし。抜きどころもないので、軽自動車のサンデードライバーの後ろにつくなどすると、そのまま鴨川市まで走ることになります。

その後は、国道410号を北上し、県道88号を南下し、さらに県道182号を北上してから引き揚げてきました。いずれもアップダウンの乏しいワインディング。ただ、県道182号(もみじロード)は、ほぼ全線、片側1車線の2車線道路で、四輪の交通量も少なく、二輪走行の名所であるようでした。

もみじロードでは、野生の猿の群れが道路を横切るタイミングで通過。すかさず停止し、先日購入したLUMIX FZ85D(ネオ一眼の望遠コンデジ)を試すことに。

以下、反省。

●LUMIX FZ85Dは、光学ズーム域を超えてデジタルズーム域に入ると、ピントが合うまでに2呼吸くらいある。ピント合わせも微妙。

●インテリジェントオートモード(カメラにおまかせ)で写すと、シャッタースピードが遅くなって、その分、野生の動物の撮影に向かない。

房総半島の山猿は、奥多摩の山猿よりも警戒心が強い感じです。二輪四輪の走行が途絶えたとみるや、それこそ、ドドドって感じで渡ります。立って見ていると、見えにくいところへ遠回りします。

そういう場合に、バイク停車後、すぐに撮影体制に入れる望遠コンデジは、強みを発揮するのですが、まずは次回、シャッター優先AEモード(シャッタースピードを決めて撮影)にチャレンジしてみます。

ソロツーなので、独りで黙々と走り続けるわけですが、「急いで帰宅してももう老犬は待ってないんだな」と考えると、空虚な感じがします。ペットロスというよりは、「見続けていたドラマが最終回を終えて、次回を楽しみに待つ日々は、もう二度と来ない」という感じです。