レブル、岐阜県に行く、の巻

バイク

仕事が忙しすぎで、さっぱり「土曜日の山レブル」が励行できないため、遂に、宮仕えを辞めてみました。で、10月最初の土曜日は、辞めた筈なのに仕事を持ち帰る羽目となり、ようやく本日、長躯、国道158号、奥飛騨・安房峠を走ってきました。10時間、600kmの行程で、19時すぎに都心に戻ったのですが、最後はフラフラでした。

朝8時に都心を出発したときの気温が18度。まずは中央高速道・長野自動車道、松本ICを目指したのですが、八王子JCTの辺りから徐々に気温が低下。「陽気な秋」のつもりでウエアを選んだので、引き返すことを真剣に考えるくらい、激寒でした。途中で持っている衣類は全部着込みましたが、アウターが秋冬でないと、何をどう着ても寒い。

都心から3時間も走ると、普通なら「秘境感満載」の山間ワインデング走行となるのですが、上高地は観光名所で、関東圏、関西圏、とにかく人出、つまり四輪の数が多い。松本ICを降りた後、安房トンネルに入らず、旧道のつづら折りを登り切って、焼岳登山口のある辺りまで、とにかく、観光バスや遅い自家用車の後ろで、我慢の走行が続きます。よくある「県道レベルの林道」のような国道。

ただ、長野県と岐阜県の境の安房峠の前後から、関東圏からそこまで足を延ばす酔狂な観光客も姿を消して、まあ、来た甲斐あったかな、という感じでした。

今回から、スマホに「AR山ナビから日本の山16000」というアプリをインストールしました。山の写真を写すと、名前が表示されて、写メに記録できるという優れものです。「みょうじんだけ」というのは、その前に移した写真のテキスト情報。なぜ残るんだろうか。これまでは、帰宅後、「この辺りでこっち向いて撮った写真だから、この山か、あの山か」という感じで、山の名前を調べていたのですが、このアプリさえあれば、そういう手間は不要です。

帰りは、高山の手前から国道361号を東南方向に戻ったのですが、「美女街道」というふざけた名前とは全く別で、「スケールが大きくて人気のない道志みち」という感じでした。時間切れで野麦峠は見ることができず。映画は未見ですが、チラ見した蚕の繭をおやつに食べるシーンがずっと印象に残ってます。