立ちごけから耐熱塗装へ(その9、最終回)

ツール

土曜日は、午前中に四輪を車検に出した後、レブル500を駆って奥多摩周遊道路に進出しました。

圏央道・あきる野ICで降りて、五日市街道から檜原街道を進んで奥多摩周遊道路に入り、抜けた後は、時間が遅くなければ、大菩薩ラインからフルーツラインを経て、中央道・勝沼ICから帰京するというコース。中央道は小仏トンネル手前まで必ず渋滞するのが困りもんですけど。

ちなみに、純正マフラー尾部を耐熱塗装する件。厚塗りした箇所が水膨れのようになってしまったのは、サンドペーパーで削り取って、スプレーし直しました。ただ、「どうせ目立たないから」という判断で、下地まで磨かずに済ませました。マフラーカバーのときの経験で、綺麗に仕上げようとすると、かなり面倒なことになるのが分かっていたからです。なので、写真のとおり、あばたのような痕が残りました。

出発前にアイドリングで焼き入れするつもりでしたが、秋空の下で空ぶかししても、マフラー表面が熱くなる感じがしなかったので、ほぼ、そのまま、出発しました。マフラーカバーをオーブントースターできちんと焼き入れしたのは好判断でした。また、マフラー尾部をヒートガンで熱したのも正解でした。

2時間ほど走り続けて、冬着をジャケットの下に着込むために小休止した際、手で触ってみましたが、それなりに熱くなってはいるものの、「180℃程度の熱が20~30分以上かからないと完全硬化には至りません」という条件を満たしたのかどうか、ちょっと微妙な感じです。耐熱温度が低く、乾燥と硬化がその分だけ楽な塗料を選んでも良かったのかも知れません。

まあ、何にせよ、立ちごけの跡が見えなくなり、ほんの少しだけカッコよくなって、めでたしめでたしでした。もっとも、内心、「エキパイも再塗装したい」という思いが、ふつふつと沸き起こってはいます(技術的に簡単でないらしい)。

なお、今回から、DEGNERの一番小さいタンクバッグを装着しております。

ECTカードの使えない有料道路でとっさに小銭を出し入れしたり、ガソリンスタンドのレシートを取り敢えずしまったり、チョコレートなどを入れておいたりするのに使う予定。

磁力でしっかりくっついていて、走行中に取れる気配はありません。ただ、付けたり外したりを繰り返すと、おそらくタンクに傷が入るのでしょう。また、磁気カードを入れると、全滅するのでないかと思います。

なお、スマホ入れには、買い直した温度計を入れました。温度計の初号機は、ハンドルに吊り下げてみたのですが、夏の高温がまずかったのか、振動がまずかったのか、買った端から使い物にならなくなり、挙句の果ては、ハンドルをフルに切ったときに、タンクとの間にはさまって、へこみを作る原因となってしまいました。ハンドルに物をつるすもんじゃないですね。