栃木山中でズブ濡れになりかける、の巻

バイク

「山レブルは土曜日」と決めているのですが、その土曜日、午前中に年取った小犬を獣医さんに診てもらう必要が出てきて、昼からの出発が続いています。

渋滞の状況を勘案すると、いつも東北自動車道へ向かうことになって、とにかく利根川・渡良瀬川より北を目指すことになります。ただ、炎天下、そこまで遠出するバイカーも多くない感じです。

で、昨日は、矢板北ICで降りて、県道272号(県民の森矢板線)から県道56号(八方道路)へと進路を北西に取りました。ちなみに、県民の森までは何回か走ったことがあるのですが、県道56号は通行止めで、いつも日光方面に転進してました。

矢板北ICを降りてすぐ。県民の森のずっと手前

ところが既に高速道を降りたあたりで、前方の雲行きがおかしい。アプリの雨雲レーダーみても、雨雲が遠かったので先に進んだのですが、途中、土砂降りに遭いました。

途中、パラパラっと来たので、まずは木陰にレブル500を停めて、ウエアのベンチレーション(腕と脇腹)を閉じます。

夏場のウエアはメッシュに限るのですが、山レブルの場合は降雨に遭うことが多い。メッシュのジャケットだと、あっという間にインナーまでずぶ濡れになります。それで、レインウエアを持参するだけでなく、そもそもウエアをドライパーカに変えていた次第。ドライパーカも、ベンチレーションを開けたままだと、やはりずぶ濡れになります。

大慌てでレインウエアを上下、着用する頃には、本格的なザーザー降りになってました。レイングローブを着けて走行を再開したのですが、濡れたワインディングは、道路の継ぎ目の金属プレートで、後輪がズルっと滑ります。

山間で降雨に遭うことを考えると、グローブは、晴れ用、雨用のほか、もう一つ予備があった方がいいですね。雨を抜けて高速走行に戻るときとか、通気性・安全性に優れる晴れ用を着けたいですから。

当初は、「暗くなっても走り続けて国道252号から魚沼を目指すか」などと考えていたのですが、山道を抜けたところで、国道400号を右折して、東京に引き返しました。

バイクで無理は禁物。予想外のファクターが重なったら、旅程を繰り上げて引き返すのが鉄則です。