デイトナ40Bハンドルへ換装

バイク

今週もパッとしない天気の週末でした。山間部に遠出すると、必ず雨に遭うパターン。そんなとき、バイク道の心の師匠(結石さんと脳筋さんのお二人。いずれも奥様はスレンダー美人)の動画を観て、速攻で、デイトナ・40Bハンドルを買いに行きました。

1000km走ってからの評価は、信ずるほかないでしょう。

よくレブル250は「ハンドルが遠い」と言われますが、身長180センチで手が長い方なので、それはあまり感じていません。もっとも、指が短いのでレバーが遠く、それで左右とも交換しています。

そんなわけで、これまで「ハンドル交換しよう」と考える機会はありませんでした。しかし、この「ロンツーしないとわからなかった」というところで、ピピっときました。私の場合、街乗りは一切やりません。ロングツーリングオンリーです。午前中から夕方まで、山間を目いっぱい走り、暗くなり始めた中、渋滞をかき分けてヘロヘロになって帰京します。なので、たとえハンドルを遠く感じていなくても、シートと同じように、長時間走行に適した形態に変えておくべきですね。

幸い、ハンドル交換に必要な工具は揃っています。柄の長い六角棒レンチがあれば、大抵のカスタマイズは自分でできます。そこで、YouTubeでハウツーを学んだ上で、先ほど1時間半ほどかけて、ハンドルを交換してきました。

中央のメーターを外し、ハンドル左のスイッチアッセンブリを外し、右のスイッチアッセンブリを緩めた後、中央のボルトを緩めてホルダー、次いでハンドルを外します。

難所は、3ヵ所でした。

  • 純正のハンドルには、左右に突起があって、ここにプラスチック製の部品を使ってケーブルを引っ掛けるようになっています。これが、どうやって外せばいいのか、遂に分かりませんでした。押したり引いたりするうちに外れたので、結果オーライとしましたけど。
  • ハンドルは、車体の中央に取り付けなければならないのですが、ハンドルの側にも、車体の側にも、「ここが中央」という印があるわけではありません。ただ、ホルダーの当たる部分には、ホルダーの中で空転しないように、刻みがつけてあります。この刻みが、左右のホルダーに正しく当たるように取り付ければ、自ずから、中央に取り付けることができます。しかし、予めマークをつけておくべきでした。
  • もう1つ。ハンドルの角度の問題。どのくらい起こして/寝せて取り付ければよいのか、取説などで指示されているわけではありません。ただ、幸い、ハンドルの端に窪みのマークがついていたので、取り敢えず、これが(目分量で)真上に来るように取り付けました。この角度で合っていればよいのですが。

なお、左右のアッセンブリーですが、部品側に突起があって、これをハンドル側の穴に差し込む形でカチっと取り付けるので、そこは迷いが生ずることはありません。

所用時間は1時半でした。

なお、折角なので、グリップも交換することにしたので、この所用時間には、純正ハンドルからグリップを取り外して、それを新しいハンドルに取り付けるというプロセスは含まれていません。レブル250/500はインチバーなので、グリップ径は左25mm、右28mm、長さ128mmの非貫通のものを取り付けます。インチバー用のグリップは、店頭に並んでいないので、通販を使う必要があります。現在、取り寄せ中です。

グリップは、純正ハンドルについたまま持ち帰り、熱湯で加熱した後、隙間からパーツクリーナーを吹き入れたら、手で外せるくらい緩くなりました。ドライバーなどを突っ込む必要はありませんでした。

来週、遠出の前、サードパーティーのグリップを取り付け、その他を微調整します。