エキパイの横着塗装

ツール

「山の日」の今日、山間部へ向かう高速道は、いずれも大渋滞。なので、山レブルは断念して、懸案だったエキパイの横着塗装を決行しました。

エキパイが錆びたり、その塗装が汚れたりしたら、磨くなり、塗装するなりする、とあります。なお、塗料は耐熱塗料でなければならないし、通常、エキパイを取り外して塗装します。ただ、取り外すとなると、後が大変そう。

それで、エキパイを取り外さずに塗装する「横着塗装」にチャレンジしたわけです。

レブル250は、1本だけあるエキパイが、車体から少し離れたところを這っていますから、横着塗装もしやすいそう。一方、レブル500は、エキパイが車体に近いところを這ってます。隙間がないから、車体をマスカーで覆うことも簡単でない。それどころか、事前の塗装面の汚れ取りなども、ブラシが届かないので、クリーナーをつけた布を隙間に突っ込んで拭き取るほかありません。

そんな状態なので、飛沫の飛び散るスプレー塗装でなく、筆塗りとした次第です。ただし、センサーカバーと右ステップは、ボルトを外して、作業しやすいようにずらしました。

なお、少し前に耐熱ワックスをかけたのですが、走行風(や雨水)の当たるところは、早くもはげ落ちている感じでした。そうでないところは、撥水効果は保ってましたが、色艶は全く目に映りません。ワックスは、少なくとも見た目については、値段なりの効果すらない感じです。

塗装前。まだセンサーカバーはそのまま

結論から先にいうと、筆塗りは、お手軽な反面、塗りムラというか、筆ムラができるので、避けた方が賢明です。少なくとも、レブル250はマスキングしやすい筈なので、スプレー塗装すべきですね。

筆ムラ。塗りやすい場所でもこうなる

マスカーで覆うどころか、塗装の境目をマスキングするなどもしなかったのですが、細かいところを気にしないなら問題はないでしょう。十分に薄めれば、筆ムラもできにくい筈ですが、あまり薄めると、塗装による保護効果が出ないような気がしました。

チェンバー上面。熱が入って落ち着くことを祈るばかり

筆ムラを見て、前方のパイプ部分は手をつけないこととし、チャンバーから後方、マフラーの手前まで、エイヤっと筆を走らせました。こういうのは思い切りが肝心。

前方のパイプ部分は、スプレー塗装することにしましたが、あいにく風が強まってきたので、今日のところは潔く、撤退しました。駐車場まで走らせるだけで、塗料が焼けて、独特の臭いが漂いました。

耐熱塗料(オキツモ耐熱塗料スタンダード、専用うすめ液付)の注意書きに、

塗装は1回塗りで仕上がりますが、20℃で16時間以上乾燥させてから塗り重ねると、より一層きれいに仕上がります。

とあるので、次回の山レブルで、しっかり熱入れして、それでムラが気になるようなら、重ね塗りしてみましょうかね。前方のパイプ部分も、冬レブルまでに何とかしないと。

レブル250/500のエキパイ。時間が経つと、耐熱塗装が白くなって、どうにもこうにも気になります。それで、遂に、横着塗装に踏み切ったわけですが、耐熱塗装が安物だから白くなるのか、そもそも(艶消しの)耐熱塗装は白くなるものなのか。塗装するくらいなら、エキパイとマフラーを丸ごと交換すべきなのかな。

チェンバー下部。寝そべって塗ったが、後方は塗り足りなかったか