レブル500から「レブル500改」に改装することになったので、錆の浮き始めたエキゾーストパイプを耐熱塗装する計画は、延期です。
耐熱塗装は、塗った後、きちんと熱入れしないと、塗膜が硬化しないらしい。なので、硬化しないうちに夢店で改装することになると、メカニックに迷惑を掛けることになるからです。
ただ、遠くない将来の「横着塗装」に備えて、作業手順の研究は進めています。
通常、エキパイを塗装する場合には、車体から取り外して、ササっと塗装し、乾燥させた後に、車体に戻します。ただ、エキパイを取り外すためには、O2センサーを外さねばならず、また、ガスケットと呼ばれる部品は、交換になります。さらに、レブル500の場合、どうもラジエーターから外さないと、エキパイのエンジンへの取り付け箇所が表に出てこない。しかも、私の場合、エンジンガードも取り付けちゃってます。
これらを勘案すると、出来栄えにはあまり頓着しない前提で、マスキングだけ全力を投入して、エキパイを車体から取り外すことなく、できる範囲で塗装した方が、トラブルが少なそうです。
エキパイを車体に取り付けたままの塗装のことを、「横着塗装」と呼ぶようです。
作業手順としては、ざっと次のとおりを考えています。もちろん、正しい手順である筈はありません。
まず、エキパイの清掃。まずはざっと汚れを落とし、真鍮のワイヤーブラシやサンドペーパーで、錆を落とします。その後、シリコンオフで油脂を落とします。
その際、できるだけ清掃しやすくするため、ステップとセンサーカバーは外して、できるだけ邪魔にならないように、動かす予定です。どちらも車体とはケーブルを介してつながっているので、完全に取り外すのは難しそうです。
次に、関係ない部分をマスキングします。どうせ黒で、誤って塗料がついても、外見上、大事にならない筈ですが、スプレー塗布も行うので、塗装と関係ない部分は覆い隠します。
その上で、まずは、薄め液で薄めたものを筆塗します。エキパイを車体から取り外さない以上、スプレー塗布では届かない部分が出てくる筈。無理してスプレー塗布しようとすると、厚塗りや液だれになって、そこが上手く乾かない筈です。
なので、まず、2~3回、筆塗して、スプレー塗布が端まで行き届かなくても、最低限の仕上がりが確保されるようにします。
ユーザーレビューを読むと、缶入りの耐熱塗料、かなり濃くて、筆塗するとベタベタになるようです。
最後に、ささっとスプレー塗布します。ここは、欲張らずに、エキパイの湾曲している部分に、それなりに塗布できたら「よし」とする予定。おそらく、筆塗の結果にも左右されることになる筈。
立ちごけの後でマフラーカバーを耐熱塗装しましたが、その際、裏側に赤さびが浮いていたので、今回、錆止めを塗布しておこうと思います。
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