トラック野郎への道は遠し(その3)

クラスチェンジ

トラック野郎への道。

奇跡が起こって、なんと、技能審査は一発合格でした。隘路と方向転換でそれぞれ1回ずつ切り返したのと、路端停止の後、前方障害物を回避しながらの発進時に、右ウインカーを出し放しにしてしまったことにコメントがありましたけど、減点には至らなかった模様。なお、速度指定区間で頑張ってアクセルを踏んだのですが、指示速度には達しませんでした。出発前に「3速のままでOK」と言われたのですが、4速に入れないと、短い距離での加速はままらない。

一番大きな勝因は、坂道発進と縦列駐車が審査項目に含まれなかったこと。

集合場所の教室の壁にコースが掲げられていて、坂道発進が対象外だということはそれで分かりましたが、まさか、縦列駐車まで無しだったとは、それで精神的な負担が一気に減りました。

教習所での手続きを終えた後、善は急げで、速攻、運転免許試験場に向かいました。限定解除される新しい免許証は、再びゴールドに戻ると信じていたからです。

自分は、2016年8月の更新で、晴れてゴールドになったものの、2017年5月に交通違反をやらかして「メッキ」に零落していました。それでも2021年10月まで「メッキ」を続けられる筈だったところ、2020年11月に大型二輪免許を受けたため、1年早くブルーとなり、現在に至ってました。

なお、旧免許証(ゴールド)の更新の1年前に大型二輪免許を受けたことから、更新の時期も変わりました。

(旧、ゴールド)2021年10月まで(2016年8月交付)
(新、ブルー)2025年10月まで(2020年11月交付)

違反歴そのものは、2017年5月が最後なので、2022年5月以降、5年を経過した状態が続いています。

なので、裏面に「限定解除」印を押して済ませるのでなく、手数料を支払って再交付してもらえば、ゴールドが復活すると考えたわけです。

手続き的には、裏面に「限定解除」印を押してもらった後、同じものの再発行を申請します。

それで再交付のために約2時間、手続きのために運転免許試験場に留まったのですが、結局、思ったとおりにはなりませんでした。免許証はブルーのままです。

いろいろなサイトを見て回ると、限定解除は、新しい免許を受けるのでなく、もとの免許の条件を変えるものなので、「更新」のような効果はないとのこと。実際、有効期間は変わりませんでした。

別の免許を受けない限り、ゴールド化の機会は、2025年10月まで無い、ということになりましょう。

なお、「免許証裏面に、付された条件又は記載事項変更に係る記載をされている」という理由で再交付を受けても、紛失による再交付と異なり、免許証番号の下1桁は「0」のままでした。

さらに、「更新」でなかったため、視力・深視力検査は任意で、受けないこととしたところ、「眼鏡等」という条件も付されませんでした。