3回目のヒヤリハット

大型連休初日の土曜日。

一応、自粛するつもりでしたが、日本道路交通情報センターのサイトをのぞくと、高速道路の下りは大渋滞。皆さん、自粛なんてされないんですね。家族連れの四輪が許されるなら、独り身ソロツーの二輪が許されない筈がありません。

というわけで、渋滞をかきわけて中央高速を下り、勝沼からフルーツライン、雁坂みち、彩甲斐街道を北上して秩父を右折。国道299号の裏道を抜けて、圏央道から関越経由で帰ってきました。6時間300キロの行程。出発するときは諏訪湖を目指したのですが、途中、アクセサリーソケットに通電してなくて、アクションカメラを動かせないことがわかって、萎えてしまいました。

何度も通っている道のりなんですが、ヒヤリハットがありました。

バイクは、速度を体感しながら走っているから、前方のカーブの出口を見て、速度を落としたり、車体を傾けたりして、カーブをクリアできます。カーブの出口が見えないと、どう備えていいのか分からないから、パニックブレーキで車体を不安定にしたり、対向車線にはみ出したりします。

で、雁坂みちのトンネルの1つに、トンネル内が急カーブになっているものがあって、カーブの出口どころかカーブ径も分からないまま、後続車を気にしてスピードオーバーで飛び込んで、危うく壁にぶち当たるところでした。

路面が埃っぽくて上手く減速できず、前輪の側面がトンネル内の縁石に当たるところまでいって、どうにか体勢を立て直せましたけど。四輪が長かったから、パニックブレーキは全部後輪です。だから、体勢が不安定になっても、いきなり転倒しない感じ。

レブル500、いちおう大型二輪だけあって、スロットルをちょっと開くと、スピードを維持するどころか、すぐに70キロ程度までスピードが上がってしまう。で、景色が見えると、スピードの出し過ぎも自覚しやすいのですが、トンネルの中や陽が落ちてからは、そうはいかない。

レブル250/500が、平和にカーブをクリアできるのは、40~50キロまでだと思いました。

その後は、反省したつもりでいたのですが、やはり、前後左右に四輪や二輪が走っていない山間のワインディングのトンネル内で、対抗車線にはみ出しました。戻るときに、チャッターバーに足をぶつけて、かなり痛かった。

ちなみに、これまでのヒヤリハットは、山道の道幅が狭くなるところに飛び込んでいったら対向車がいたのと、高速の追い越し車線を流していたら、前車が減速して追突しかけたの2回です。居眠りしかけたのはカウントしていません。