11月最初の週末は3連休。例によって仕事を家に持ち帰ったのですが、奇跡的に、連休初日のうちに格好をつけることができたので、2日目は急遽、国道352号を走破してきました。11時間600kmの行程。
国道352号というのは、日光の北、会津の南を、栃木県、福島県、新潟県を貫く国道です。ただ、尾瀬国立公園の辺りから、離合が簡単でない林道(樹海ラインというらしい)となり、物好きしか走りません。冬季は閉鎖となります。
なお、冬薔薇で出動したのですが、新潟県に抜ける辺りで摂氏15度台まで冷えたものの、全般に暖かい一日。なので、バイザーは虫だらけになりました。暖かいと、遠くの山に霞がかかってしまって、なかなか絶景を拝めなかったりします。
東北自動車道から日光宇都宮道路に入り、今市ICで降りて鬼怒川を抜けて、というコースでしたが、前半は四輪が多くて我慢の走行が続く、という感じでした。ただ、国道352号を伊南川に沿って南西方向に進む辺りから、人気が減って、秘境感満載になりました。
さらに、四輪車は、奥只見シルバーラインから平和裏に新潟県に抜けられるものの、二輪車は通行できないので、枝折峠を通らなければなりません。
この樹海ラインが、強烈な紅葉でした。そもそも山肌を縫うような道のりなので、目に見えるもの全てが紅葉という感じでした。しかも、距離が長い。山を降りて関越自動車道・小出ICにたどり着いたのが16時くらい。17時にはもう真っ暗で、東京に戻ったら20時回ってました。
秋冬の山レブルは、「15時過ぎたら新しい山には分け入らない」のが鉄則ですが、遠出をすると、渋滞をかきわけて帰京するのは、どうしても20時くらいになります。
最近のコメント