フリースジャケットとグリップヒーターのその後

バイク

年末年始から大人しくしております。

冬の山間は、陽が落ちるのが早い。なので、14時を回ったらUターンしないと、気温が急低下する中で山を下り、そこから暗くて寒い高速道の渋滞をかき分けて帰京しなければならない。

なので、ソロツーの行き先も、秩父多摩甲斐国立公園の辺り。それも東京に近いところを軽く飛ばすだけにして、15時には、最寄りのインターチェンジから東京を目指すようにしています。ソロツー3本目の今日は、奥多摩周遊道路を登って、大月方面に降りて、17時前に戻ってきました。

暖かいかと思いきや、都民の森の手前で、摂氏4度台。奥多摩側では3度台で、側溝の湧き水が凍っていました。

正月のソロツーでは、モンベルのフリースジャケット「クリマエアライニングジャケット」と、カエディアのグリップヒーターを試しております。

モンベルのフリースジャケットは、ユニクロのものと比べると、嵩張らないのに、ジャケットとしての保温性能は上であるように思います。不要な隙間がないためか、走行中、シートの上で姿勢を直した際に、冷風が差し込むなんてことがない。

ただ、やはり、外気が余りにも冷たいと、どうしても冷たさが中に伝わってきます。また、防風といっても、一番上に着るアウターが前開きのジャケット(=お尻が隠れない)だと、どうしても走行風に負けてしまう。メーカーのいう「秋冬ジャケット」は、あくまで街乗り基準だと考えて、冬山レブル用のアウターは、別のものを選んだ方が良さそうです。革ジャンは暖かいのでしょうか。

これまで電熱系には抵抗があったのですが、グリップヒーターのあるなしも、重要だということが分かりました。

今日は、出発前に夢店でオイル交換したので、ハンドルカバーを外したので、最初のうちは、外したまま走行したのですが、かなり熱くなるので、ハンドルカバーなしでも、効き目はありました。ハンドルカバーがあっても、なくても、4段階の1番下で、アツアツになります。

ただ、走行風を浴び続けると、身体の突起部の体温が奪われて、そこが、かじかんできます。意外なところでは、足の先端と両手の親指。グリップヒーターを握る手のひらと親指以外の4本の指は暖かいのですが、親指はグリップから離れがちになるので、グリップヒーターを握っていても、冷たくなります。

なので、ハンドルカバーは、あった方が間違いなく良いですね。

グリップヒーターについて、気づいた点が2つあります。

1つは電源。私が選んだものは、シガーソケットから Quick Charge 規格対応のUSBアダプタで取り出すもの。スマホ用のUSBアダプタより高パワーなので、その分だけ、暖かい筈。もう1つ、巻き付き式は、取り付け・取り外しが楽なんですが、紐のままだとほどけることがあります。ひもが指にからまないようにするには、紐をつかわず、熱収縮チューブで覆ってしまう方がスマートでしょう。次週にでもチャレンジtしてみます。

この時期、寒すぎてツーリングには向きませんから、どこへいってもサービスエリアの二輪スペースはガラガラだし、行った先の山道でも、バイカーを見かけない。見掛けても、完全防備の大型アドベンチャーバイクが多い。ただ、空気が冷たい分、エンジンの吹け上がりがいいのは、素人にも分かります。

でも、路面の湿ったワインディングは怖いですね。冬場は気温が上がらないから、凍ったままにならないにしても、乾かない。レブル500の車体を傾けたら、2~3回、スリップしました。スピードを抑えていたから転倒まではいきませんでしたけど。タイヤ交換時に思案した方が良いのでしょう。

立ちゴケを乗り越えたマフラー。