レブル250/500、身体への負担(特にお尻の痛み)

クラスチェンジ

ロングツーリング時の身体への負担、特にお尻の痛みについて、コメントを頂戴したので、改めて、素人なりに体験談を書くことにしました。

レブル250に張り切って乗り始めて、身体に異変があらわれたのは、まずは当日のお尻の痛み、次が腕(特に左腕)のしびれでした。なお、左腕は、長年のバーベルエキササイズ(レスミルズのボディパンプ)で痛めたのが、レブル乗車によって、特に目立つようになった、という感じです。

2020年春当時、レブル250のシートをどうこうする、という改善策は国内になく、純正シートをくり抜いてゲルザブを仕込む猛者が目立っていた程度でした。

で、レブル250は、レブル300として海外展開していましたから、デブの多い米国には解決策があるか、と思って探してみたら、2社ほど、レブル300/500用シートを製造・販売しているメーカーがありましたので、コロナ禍で日数はかかりましたが、うち1社(マスタング)から個人輸入してみた次第です。

写真で比べると、純正シートに比べて肉厚で、その分だけお尻が痛くないように見えるのですが、厚みより、座面の広さ(縁が下がっていない分と前後方向)の方が効き目がある感じがします。

レブル250/500は、ライダー用シートとタンデムシートが独立していて、それぞれ座面の広さがギリギリ。だから、走行中にお尻をずらすことができません。だからお尻の一部に血が溜まって、それでお尻が痛くなるようです。

メーカー製シートは、座面の広さが、一回りか二回り、純正シートより大きいです。形状も、縁が下がっていないし、中央がくぼんでいる感じで、お尻全体をサポートする感じだし、お尻をずらすこともできます。それで一日中、走り回っても、お尻が痛くなることがありません。

特に厚みが増すわけでないので、シート高や足つきが変わった印象はありません。ただ、これは私が大柄だからかも知れません。

シートの交換の次に、身体への負担が劇的に減ったのが、ハンドルバーの変更です。

これは純正
デイトナ40Bハンドル。形状が違う

こちらは、stonemaker003 さんというモトブロガーのレビュー動画を観て、半信半疑で交換したものです。

ハンドルが遠いという印象がありませんでしたから、交換しても効き目など感じられないとも思っていました。ところが、何がどう違うのか、ロングツーリングしても、フラフラになって帰京する、ということがなくなりました。

ベストポジションで乗車できるのだと思います。当然、お尻も全く痛くなりません。

その次が、クラッチレバー/ブレーキレバーの交換でしょうか。

自分の場合、指が短いので、レブル250/500のレバーは、かなり遠いです。なので、レバーを少しでも寄せられる社外品に交換したのと、その際に、肩→腕→手のひらが、無理なく連なるように、レバーを引く方向(というのかレバーの動く面というのか)を少し調節したのが効いた感じです。

それまでは、手のひらが反り返る感じで、レバーを引いてました。