ここ2週間、山レブルをお休みしていましたが、これは第二種電気工事士技能試験に備えるためでした。
しかし、残念ながら合格できず、来年、再チャレンジすることになりました。技能試験が不合格となるのは、今回が2回目。つまり二浪となったわけです。しかも学科試験の合格の効果は、技能試験2回まで。なので、来年は学科試験からの出直しとなります。
そもそも第二種電気工事士というのは、一般家庭や店舗など、電線から引き込んだ先の低電圧部分で電気工事する資格です。壁の中や天井裏、床下などの回線をいじれるので、DIYリフォームなどの際に、電気屋を呼ばずとも、自分でちょいちょいと作業できるようになります。
少し前に、「関東平野を出たあたりの空き家を安く買って、DIYリフォームして、終の棲家兼山レブル発進拠点とする」という妄想を抱きましたが、そのためにも、取得しておきたい資格となります。
技能試験というのは、予め13題が出されていて、そのいずれかが出題されて、与えられた部品を組立・加工して、作品を提出する、というものになります。
40分一本勝負の技能試験で問われるのは、
・提示された「単線図」を、作業用の「複線図」に読み替える、
・部品や電線を加工して、組み立て用のパーツを整える、
・整えたパーツを、正しく結線する、
という3点となります。作業用の工具は、受験者が持ち込みます。
13題が出されているとはいえ、作業時間が40分に限られている上に、ミスは1点でもあると不合格になります。昔は、軽欠陥(軽微な欠陥)は2点まで許容されていたそうですが、いまは即アウトです。
で、学科試験と違うのは、提出時に他人の作品を横目で見れるので、どうかすると、作品を提出した瞬間、試験室を退室した瞬間に、自分でミスに気づけて、そこから直ちにドンヨリとなります。
技能試験の1回目は、組み立てミスをやらかしました。
「取付枠に配線器具の位置を誤って取り付けたもの」となってしまいました。
昨日の2回目は、最後の最後に結線ミスをやらかしました。
組み立てたパーツは、リングスリーブという部品で圧着接続するか、差込型コネクタという部品で差込接続するかなんですが、圧着接続作業に若干手こずる過程で、接続すべき線を接続せず、接続すべきでない線を接続して、「配線、器具の配置が配線図と相違したもの」となってしまいました。ケーブルの被覆の色だけみて、同色の色のものを誤って接続してしまったのです。
どちらも、真剣に見直しをすれば発見できたものなんですが、性格的に見直しが苦手。過信が災いすることとなりました。特に2回目の今回は、少し時間的余裕があったのと、複線図は正しく描けていたので、猛省することしきり。「注意一秒、ケガ一生」で、次の技能試験は来年7月です。遠い。
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