モンベル(mont-bell)ウエア

ツール

バイカーデビュー時は、アウターを除き、ユニクロのお世話になったのですが、秋冬の山レブルでは、どうにもこうにも「寒い!」というシーンが多かった。やはりユニクロは、街乗りが限度なんでしょう。

それで、ユニクロに代えて、モンベルを多用し始めたのですが、結構な数を買ってしまったので、全部並べてバイカー目線で評価してみることにしました。

クロスランナージャケット(種類:ソフトシェル、2022年4月購入)

前面に高いストレッチ性を備えながらも防風性・透湿性に優れた素材を、背面に抜群の通気性を持つ素材を使用したジャケットです。前方からの冷たい風をブロックしつつ、効果的にウエア内の蒸れを放出します。薄手で、体にフィットするスリムなシルエットでありながら、高い運動性と防風性を備え、寒い時季のスピードハイクやランニングなど運動量の多いシーンに最適です。

(評価)少し暖かくなると、ライトシェルジャケット(※下記)では暑すぎのようなので、初夏までの間、携行するために購入しました。この大型連休、早速試しましたが、少し肌寒い日だと、アウターが盛夏用のフルメッシュジャケットだと、中に何を着ても、走行風が当たって、結局、寒いです。

要は「フルメッシュジャケットは、真夏にしか使えない」ということ。少し小雨がぱらついても、中が濡れて湿気ますから、「真夏」も「晴天」時にしか使えません。

ライトシェルジャケット(種類:ソフトシェル、2022年4月購入)

防風性とはっ水性を備えた滑りのいいシェル素材に、暖かく蒸れにくい裏地を組み合わせ、抜群の汎用性を実現したジャケットです。冬山では中間着として、春山ハイクや夏季の高山ではアウターとして一年を通じて活躍します。サイドと袖口にストレッチ素材を使用し、運動性を高めています。適度に体にフィットするシルエットです。

(評価)春先など、ツーリング先で寒さを感じたときのミドルウエアとして購入。裏地(クリマプラスメッシュ)が付いているので、予想どおり重宝しました。ただ、山間で寒いからといって着込んで、下山してくると、今度は、どうにもこうにも暑いです。着たまま都心まで走り続けるのは、走行風が吹いていても、お勧めしません。

アスペンパーカ(種類:ダウンジャケット、2022年3月購入)

雪や雨を遮る防水性と、高い保温性を備えた全天候型・防寒パーカです。表地にはモンベル独自の防水透湿性素材を使用し、縫い目にシームテープ処理を施すことで、優れた防水性を実現しました。中綿には高品質ダウンを使用し、保温力に優れた三枚差し構造を採用しています。冬季の旅行などに最適です。

(評価)これはバイク用ということではなく、「少々お天気が悪くとも傘なしで歩き回れる、前を閉じるタイプの外套」ということで、来年の冬むけに買ったものです。値段的にも、ゴアテックス製レインウエア並みで、少々張り込みました。

コットンジップパーカ(種類:スウェット、2022年3月購入)

コットンにポリエステルを混紡した素材を使用したスウェットです。裏地は暖かく柔らかな肌触りの起毛地で、しっくりとなじむ心地よい風合いです。

(評価)ミドルウエアにどうかな?と思いましたが、もこもこ嵩張るので、携行にも、重ね着にも、どちらにも向きません。なので、早くも部屋着に降格です。

メリノウールプラスアクションジップネック(種類:Tシャツ、2022年1月購入)

ウールの保温性と優れた速乾性を備えたメリノウールプラスを使用したジップシャツです。冬季のインナーとして、夏季の高所登山や涼しい季節のトレッキングでは、1枚で行動着として活躍します。ご家庭で簡単に洗濯できます。

(評価)これは冬用インナー(ゴールドウインのバイク用)の上に重ねるために買いました。どちらも、ユニクロのヒートテックとは比べものにならない暖かさです。ヒートテックは、やはり街中の徒歩が前提のファッション。なお、ゴールドウインのインナーすら止めて、直接、こちらを着用する方がいいのかも知れません。来年試してみます。

クリマエアライニングジャケット(種類:フリースジャケット、2021年12月購入)

抜群の保温性を備えるクリマエアに裏地を付けることで、防風性を高めたジャケットです。重ね着がしやすく、アウターとしても中間着としても活躍します。背中と袖部分の裏地を斜めに配置するバイアス・ストレッチにより、つっぱり感のない快適な着心地です。

(評価)コミネのアウターの下にユニクロのフリースジャケットを中に着込んでいたのですが、デザインなのか、暖かい建物の中で暑くなるのを防ぐためなのか、腹回りに余裕があって、走行中はそこから冷気が浸み込んでくる。それで、モンベルのフリースジャケットに変更した次第。裏地(クリマエア)とは別にライニングがついているので、その分、暖かい。ただ、「大きめのアウターの下にフリースジャケットを着込む」という路線は、たとえモンベルのフリースジャケットに変更しても、厳寒期に通じる感じではないです。アウターはピッタリで隙間がない方がいいし、フリースジャケットはツーリング時のミドルウエアとするのに適していないのかも知れません。ツーリング先で、バイクジャケットを脱いで代わりに着る場合とかに向いていそう。

U.L.ストレッチウインドジャケット(種類:ウインドシェル、2021年7月購入)

ストレッチ性を備えた超軽量シェル素材とバイアスストレッチを組み合わせることで、動きやすさと軽量性を両立したウインドシェルジャケットです。表面には世界最高レベルのはっ水加工を施しています。携行に便利なポケッタブル仕様を採用し、幅広い場面で活躍します。

→これ買ったの全く忘れてました。どこにしまい込んでるんだろう。今回、クロスランナージャケットを購入する際、比較対照していたものです。危うく同じものを買ってしまうところでした。モンベルの超軽量のウインドシェルには、このストレッチウインドのほかに、ライトウインドというものもあるのですが、ライトの方は、本当にペラペラで、携行に全振りしているという感じです。