大阪杯

G1昇格後の馬券内12頭のうち11頭が4~5歳馬。唯一の例外ステファノスは、昇格初年度の②着馬だが、前年の中距離G1を「宝塚⑤、秋天③」と、いずれも掲示板内で締めていた。

また、12頭のうち9頭が前哨戦を叩いて2戦目。例外3頭はキタサンブラック、キセキ、ワグネリアン。前哨戦を叩いた9頭のうち6頭が前哨戦で馬券内。例外3頭はアルアイン、ペルシアンナイト、ステファノス。

要は、中距離G1の実績がないなら、前哨戦を順調に叩いてきた馬で決着しやすいレースということ。

コントレイル、グランアレグリア、サリオスの人気3頭は、ここが年明け緒戦。

過去に大阪杯で馬券内となった4歳馬は、クロノジェネシス(牝馬三冠いずれも馬券内、エ女⑤)のほか、春季二冠のいずれかで①②着した牡馬。コントレイルとサリオスは、一応この条件を満たすが、休み明けは不利でないか。

ところが、前哨戦を人気を背負って好走してきたような対抗馬が見当たらない。昨年の中距離G1を「宝塚②、秋天⑤」で締めているキセキか、とも思ったが、出走回避の方向。

余程のことがない限り、人気3頭がそのまま順当に馬券内となるとみて、ここは「見」とするのが正解。