秋華賞

新馬戦がダービー翌週からスタートするようになった世代(2013年)以降、春季二冠とも馬券内となった馬(丸囲みは着順)とその後の戦績は、

クロノジェネシス  ③③ 秋華①・エ女⑤
アーモンドアイ   ①① 秋華①・JC①
リリーノーブル   ③② その後は出走せず
ラッキーライラック ②③ 秋華
ソウルスターリング ③① 毎日(1人)・秋天・JC
シンハライト    ②① ロズ①
クルミナル     ②③ その後は出走せず
ヌーヴォレコルト  ③① ロズ①・秋華②・エ女②
ハープスター    ①② 札幌①・海外・JC⑤

(参考)ルージュバック 1人・② エ女④・有馬

秋華賞に歩を進めて馬券内とならなかったのは、ラッキーライラック1頭のみ。ただ、この年は、もう1頭のアーモンドアイが①着。デアリングタクトに敢えて逆らう理由はなさそう。

トライアルが2レースとなった2016年以降の馬券内12頭。

秋華賞が秋季緒戦3頭(クロノジェネシス、アーモンドアイ、ミッキーチャーム)

前2者は、春季二冠でいずれも馬券内から秋華賞①着。後1者は、夏季3連勝して秋華賞が初重賞。このタイプは、昨年夏季から降級廃止となって、もはや登場しないと思われる。言うまでもなく、デアリングタクトは、春季二冠でいずれも馬券内。一方、ウインマリリン(フロ①・樫②)、ミヤマザクラ(クイ①・桜⑤・樫⑦)は、この条件を満たさない直行馬。

トライアル経由9頭。

紫苑S組は4頭。パールコードを除く3頭が馬券内(つまり優先出走権を獲得)。ローズS組は5頭。シゲルピンクダイヤとモズカッチャンを除く3頭が馬券内(つまり優先出走権を獲得)。

優先出走権を獲得して秋華賞に出走した6頭の内訳だが、

・オークスに出走した後、夏季休養してトライアル馬券内3頭(カレンブーケドール、カンタービレ、リスグラシュー)。いずれも直前の重賞で賞金加算してオークスに出走。
・夏季古馬混合戦で①着または1番人気してトライアル馬券内3頭(ディアドラ、ヴィブロス、カイザーパル)。これも、もはや登場しないと思われる。

マルターズディオサ 桜⑧・樫⑩→紫苑①
リアアメリア 桜⑩・樫④→ロズ①(中京開催トライアルに「福」ありそう)
パラスアテナ ラNK④(1人)→紫苑②(10人)

なお、前2者は、残念ながら、いずれもオークス直前の重賞では賞金加算していない。

(参考1)オーマイダーリン 500万下②②③①・ロズ③(11人)

優先出走権なしから挽回した3頭(シゲルピンクダイヤ、モズカッチャン、パールコード)に共通していたのは「オークスの優先出走権あり」という点。いずれも春季G1・G2(つまり馬齢重賞以上)での賞金加算歴あり。しかも、トライアル馬券外といっても⑤着、④着、⑦着と、負けも小差。

クラヴァシュドール 桜④・樫⑮→ロズ⑤(1勝馬だが、シゲルピンクダイヤも1勝馬だった)
デゼル 指OP①・樫⑪→ロズ④
ホウオウピースフル フロ②・樫⑧(10人)→紫苑⑬(負け過ぎ?)

(参考2)ウインマイティー OP①・樫③(13人)→紫苑⑥
(参考3)マジックキャッスル クイ②・桜⑫・樫⑤(14人)→紫苑④

その他、3連勝してここに臨むレイバパレだが、秋華賞が初重賞という馬に馬券内の先例なし。

以上を整理して、デアリングタクトの相手として、

マルターズディオサ
リアアメリア
パラスアテナ
クラヴァシュドール
デゼル
ホウオウピースフル